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2014年3月22日 (土)

塩豚の話

 2月に奄美を訪れた際に、前祝をしてくれるということで嘉鉄の耕一朗宅を訪れた。あちこち用を足して少し遅くなったが、ニコニコと迎えてくれた。テーブルには田舎の料理が豪華に並んで、奥様が随分と手間をかけたのが一目でわかった。(感謝です!)
 そのうち、尚哉と悦子、ひでのが参集し、少し遅れて孝一郎も顔を出した。尚哉と悦子は40年近く会っていなかったから、大変感激した。ひでのと孝一郎は、二ノ方先生の還暦(退職)祝いの際に会っているから「お~久し振り」という感じであったが、孝一郎が俺の顔を誰だろうというような顔をして見るから、ちょっとショック。俺が老けたのか、孝一郎が少し認知症がきたなと勝手に思ってしまった。話は盛り上がり、つきない。構えないで話ができるのは最高だね。
 ご馳走を前にしてあえなく10時にはダウン。飲めないのに加えて朝方5時からの移動により、お座りできない状態で隣の部屋で爆睡。夜が早いから、朝も早い。薄暗いうちにそっと外に出て嘉鉄の浜を散策。湖のような海がぼや~と見える。少し明るくなり、かけろま島と嘉鉄の湾がまるで洞爺湖のように感動の景色を作っている。やっぱりいいよな。
 少し前置きが長くなったが、耕一朗が「ウラが北海道に帰るとき、シロ豚持って行ったらいいよ。」というから、なんで今さらシロ豚なのかと思ったが、「塩豚」の聞き違いだった。そういや、前の晩に味のまろやかな豚肉がキャベツの上に乗っかり大変うまかった。豚の脂に甘みがあって癖のない味だった。大変ありがたく頂戴し、北海道に帰ってから女房に水に戻して作るんだというような話をしたら、耕一朗の奥様から聞いたのと違うみたいで、電話をして確認。
 女房の言ったとおりで、しかもレシピもちゃんと入っていたではないか。田舎料理を覚えたふりして話した俺が愚かであったと反省しきり。(女房との長い口争いは書かない。)シロおっと塩豚、馳走様でした。                                                                   大蔵 記

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